D
Dicread
HomeDictionaryAannulus fibrosus

annulus fibrosus

線維輪
名詞
複数形: annuli fibrosi

annulus fibrosusは、解剖学的に椎間板の外側を形成する強靭な組織を指します。この構造は、内部にある柔らかい髄核をしっかりと包み込み、脊椎にかかる圧力や衝撃を分散させる重要な役割を担っています。医学的な文脈で用いられる専門用語であり、日常会話で使われることはほとんどありません。

構造的な特徴と機能

この組織は、コラーゲン線維が同心円状に層を成して配置されており、これにより高い引張強度と柔軟性を兼ね備えています。この構造のおかげで、脊椎が曲がったりねじれたりしても、内部の髄核が外に漏れ出すのを防いでいます。もしこの層に亀裂が入ったり、破れたりすると、内部の髄核が脱出して神経を圧迫し、いわゆる椎間板ヘルニアという状態になります。

臨床的な重要性

診断においては、MRIなどの画像診断を用いてannulus fibrosusの完全性が確認されます。例えば、完全な破裂に至らなくても、線維輪に小さな裂け目がある状態を線維輪裂と呼び、これが腰痛の原因となることがあります。治療の目的は、この外層の安定性を回復させ、髄核の脱出を防ぐことにあります。

意味

名詞線維輪

椎間板の強靭な円形の外層であり、ゼラチン状の髄核を囲む同心円状の線維軟骨層で構成されていること

The patient suffered a herniation where the nucleus pulposus protruded through a tear in the annulus fibrosus.

患者は、線維輪の裂け目から髄核が飛び出した椎間板ヘルニアを患っていた。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error